うめぞーの山登りブログ

山登り大好きオヤジの回顧録です。

山と健康(不死鳥伝説)

ドモヽ(*´ω`*))((*´ω`*)ノドモ
 
本当にご無沙汰しております。うめぞーです。
 
いやぁ梅雨が長いですね~~山に行きたいけど仕事は忙しいわ、せっかくの休みでも梅雨だわでなかなか行けておりません。
そんな中、ゴリラーマンからお誘いがあったので立山に行ってこようと計画しています。
晴れてくれることを願いながら今回のタイトルスタートです。(前回の立山は雨だった( ´•ω•` ))
 
皆さんは野球が好きですか?好きな人も嫌いな人も関心がない人もこの人の名前はニュースとかで一度は見た方も多いのではないでしょうか?
私の大好きな球団その名も阪神タイガースで今や超が付くほどの有名人である原口文仁選手。
なぜ今回のタイトルと原口選手が関係あるかというと正しく原口選手(以下グッチと呼びます、彼の愛称なので)が奇跡の人だからなんです。
この人は皆さんが知っているだけでも今年の1月24日に大腸がんであることを公表しその後手術リハビリを経て交流戦で一軍に帰ってくるというこれだけでも常人からすると離れ業ですが帰ってきたその日に代打で起用され見事にタイムリーツーベースを放つという正しく天に愛されたとしか言いようのない活躍を成し遂げたのです。
甲子園に帰ってきた日は3-3で迎えた9回裏2死1・2塁の場面で代打で起用されると見事にサヨナラ打を放ってその場に居合わせた阪神ファンは及びテレビで観戦していた阪神ファンをも感涙の坩堝に叩き込んだナイスガイなんです。
でもね、グッチは大腸がん以前にも怪我で悩まされた苦労人なんです。
ドラフト6巡目で2009年に阪神に入団すると2軍でめきめきと実力を発揮して1軍へもうすぐというところで腰を怪我してそこから自由契約と育成契約を行ったり来たりというプロ野球選手としては最早絶望的な状態だったんです。
その後も怪我に悩まされ続け(田面投手という同じチームメイトからデットボールを右手甲に当てられ叉骨骨折したり帰塁時に肩を痛めてキャッチャーとしては絶望的な怪我をしたり)と最早野球人生が終わったといっても過言ではない状況だったんです。
でもね、彼は凹まなかったんです。普通は凹みますよ・・・というか諦めますよ・・・でもグッチはくじけなかった。
絶対にあきらめなかった・・・一人宿舎に帰っても黙々とバットを振る毎日・・・いつ使ってもらえるかもわからない、ひょっとかしたら明日にでも首の宣告をくだされるかもしれないのにも関わらず彼はひたすら自分の出来ることを必死に鍛錬してその日を待ち続けたんです。
そんな彼を見出して世に送り出したのがミスタータイガースことその時2軍監督でもあった掛布さんなんです。
当時一軍の監督だった金本さんに「面白いやつがいるから使ってみないか?」と打診すると直ぐに金本さんが動いて実に入団から6年越しでやっと一軍の晴れ舞台に立ったんです。
まだ支配下登録になったばかりだというのと新しいデザインのユニホームに変えたばかりだったので山田コーチのユニホームを借りての出場は阪神ファンの度肝を抜いたものでした。
私は骨髄まで阪神ファンですのでもちろんファーム情報もしっかり抑えてますしeo光でファームの試合もよく見ていたので昔からグッチはよく知っていましたしいつか出てくればいいな~と思っていたので出てきたときはそりゃ嬉しかったですね~
まあ、借り物のユニホームでも活躍していたのでその頃からグッチのファンは着実に増えたことでしょう。
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(いつでも明るく野球を心から楽しんでいる原口選手はファンの心を掴んで離しません。)
 
一軍に定着しても相変わらず怪我に悩まされそれでも不屈の精神で野球を続けてきた彼は昨年代打の神様として一躍注目されるようになったのにあともう少しで新記録(球団記録タイでシーズン終了)というところで左手を骨折して記録をフイにしてしまいました。
でも彼は一切負の感情を出すこともなく常に明るく野球を心から愛し今現在野球ができる環境下にあることをみんなに感謝している・・・こんな清々しい男がほかにいるでしょうか?
 
昨日のオールスターゲーム(金曜日は東京ドーム、昨日は甲子園で開催されました。)ちょうど帰宅してテレビをつけた瞬間、グッチのホームランの場面でした。
リアルタイムで見ることが出来たのですが涙が止まりませんでした。
その前の日も代打で登場し、セ・リーグではただ一人しかも代打でのホームランは掛布さん以来というおまけ付きで敢闘賞を獲得してそれを見たときもボロボロに泣いていたのですが・・・・その後ライバルで親友でもある梅野選手(愛称はうめちゃん)がアベックホームランを打ったのでさらに感涙は止まらず、ルーキーの近本選手が5打数5本のヒット(サイクル安打という偉業つき)、投げては青柳・ジョンソン・藤川投手の3傑がぴしゃりと締めるという正しく阪神ファンデーですか?と言いたくなるほどのゲームでした。(もちろん録画済み永久保存版)
グッチのすごいところは爽やかなんです。
それもイヤミの欠片も見受けられないくらい爽やかな春の風のような男なんです。
賞金は何に使いますか?と聞かれたら「娘のミルクとおむつ代に・・」とハニカミながら言えるやつなんです。
奥さんの事を聞かれたら「いやぁ~綺麗です、毎日ずっと見ていたいです。」普通の人間が言うとキザでしょう?
でもね、死にかけた人間だから言えるんだと私は思います。
一回落としかけた命を拾うことができた人間は価値観が変わります。
私もそうです、この地球上の全ての生命が愛おしく特に自然を大切に動物たちを慈しもうという気持ちがとても強くなりました。
そんな彼だからか?ライバル球団の選手たちが彼のことをリスペクトしています。
彼がホームランを打ったら我が事のように喜べる光景は見ていて心に温かいものを運んでくれます。
皆が皆「野球の神様っているよね~」と言っている中で奥様だけが「本人のちからだと思います。」と言っていたのを聴いて私もその通りだと思います。
もちろん全てのシチュエーションを整えて最後にそっと肩を押してくれたのは神様かもしれませんが・・・何よりもどんな時でも諦めずにひたすら練習を重ねてきた彼の努力が生んだ結果だと私も思います。
彼の活躍は同じような病気をお持ちの方に勇気を与えたことでしょう。
同じプロ野球の選手にも大病で苦しんでいる方々がいます。(阪神の横田選手や阪神から広島に行った赤松選手など)
彼らもグッチの活躍にいつか必ず自分もと闘志を燃やしていることでしょう。
私もグッチの生き様に感銘を受けています。
どうかこれからも長く野球選手を続けていつかは阪神の監督になって欲しいと心から願います。
それでは皆さんもどうかご唱和ください。
1~2~のグッチ~~~(グッチの決め台詞)
でわでは~~
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この日は矢野さんも泣いてた、もちろんオイラは涙腺崩壊してずっと泣いてた
グッチほんとによく帰ってきたな~~おめでとう、これからもずっと応援しているよ~~
ちなみにオイラの応援グッズはもちろんグッチ