うめぞーの山登りブログ

山登り大好きオヤジの回顧録です。

霊山

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今回はいつもの友人が仕事だったので一人で行く事になりました。
前々から気になっていた霊山にしようと決めたのですが意外と京都からアクセスが悪いので今まで行けずにいました。
また、このルートは距離がそこそこあるのにバスなどの公共機関が無いので行かれる方はマイカー利用が良いでしょう。
私のように電車で行こうと計画される方は時間の配分を考えてトライしてください。
また、マイカーが良いと言った理由は霊山寺の駐車場を利用させていただき霊山寺から霊山へのピストンなら素敵な山道を楽しめますが柘植駅から霊山への道は全てアスファルトとコンクリートの道なので結構辛いのと距離がかなり増えるからです。
以上のことを踏まえてコース案内です。
京都や大阪方面からはJR琵琶湖線草津駅に向かい草津駅草津線に乗り換えます。
草津線で終点の柘植駅に向かいますが電子カード(ICOCAなど)は使えないので切符を買いましょう。
柘植駅の周りには喫茶店兼雑貨屋があるだけなので食糧や水は事前に用意しておきましょう。
駅から左へ進むとすぐに簡易な道標があり、右へ示唆しているので従います。
しばらくダラダラとした坂道を下った先に東海自然歩道の道標がありますので見落とさないように注意してください。
この道標に従い、右へ進むのですが何の変哲も無い道のようでここは大和街道になっています。
まあ、地図上の事で普通に集落を抜けて行くだけなので特に気にしないで進んでください。
しばらく進むとパトライトが4個並んだ電柱のある交差点に差し掛かるので左へ進みます。
ここから突き当たりまでまっすぐ進むだけなので気楽にゆっくり歩いてください。
途中で宮之浦橋を渡りますが芭蕉の像が欄干に乗っているので気がむいた人は写真に収めると良いでしょう。
突き当たりまで来たら東海自然歩道の道標があるので従い、右へ進みます。
すぐに道標があるので従い奥の方へ進みます。
少し進むと名阪自動車道の高架を二回潜ります。
高架を抜けた先に東海自然歩道の道標があるので従いまっすぐに進みます。
道なりに進むと看板があり、右は霊山寺へ、左は霊山を示唆しているので左へ進みます。
カーブを右に曲がった先は分岐になっており道標(壊れている)があるのでまっすぐに進みます。
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(昨今の忍者ブームに乗っかってか忍電車なるものがあります。)
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柘植駅です、ICOCAなどの電子カードは使えないので注意してください。)
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(駅のすぐ前には簡易案内看板がありますが意外とルートは正しいので参考にしてください。)
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(駅を左に進むとこの看板があるので従い右へ進んでください。)
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(風景に溶け込むようにひっそりと道標がありますので見落とさないようにしてください。)
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(雪が深いからでしょうか?珍しいパトライトが4つも設置されている交差点です、左へ進みます。)
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(先ほどの交差点を左へ進むと柘植川に出ます、欄干には松尾芭蕉の像があります。)
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東海自然歩道を歩くため、この道標を見落とさないように進めば問題はありません。)
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(ガード下を2回くぐれば登山口です。)
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(この道標に従い左へ進むのですが正直、コンクリートの道が山頂まで続くので疲れないようにしてください。)
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(こんな道が山頂まで続きます。)

もうここからはひたすらコンクリートの急坂を上るので疲れたら左右を見渡して休憩適所を探しながら進んでください。
この日は林業の方か森林組合の方か?わかりませんがたくさんの方が山道や周辺を整備されていたのでご挨拶しながら進みます。
ただ、さすがにここから山頂にアプローチする人は少ないのか?私以外の登山者は皆無でした。
なのでこの方達にも物珍しく映ったようです。
しばらく坂道と格闘していると分岐に出ますので右上に進みます。
ここからも相変わらずの坂道が続きますがしばらく進むと右側にNTTの電波塔があります。
電波塔を過ぎて少し進むと今度は国土交通相の建物があります。
その先を右に曲がった先が山頂です。
もういきなり山頂になるので情緒も何もありませんが山頂は広くて寺院の跡地となっており、史跡や奥の院があります。
また標高道標や三角点もありますしここからの景色は最高です。
しばらく景色を満喫してお昼ごはんもいただいたらいよいよ下山開始です。
霊山寺へは山頂から階段を下りてそのまま道なりに進みます。
この道がとても素敵な山道です。
今までが何だったんだと言うくらい土の道で元々が寺院の跡地だっただけに至るところに遺跡があります。
途中にはお地蔵様が鎮座されていたりとさすが山頂に大伽藍があったんだなぁと納得できる道です。
ただ、残念なのはこんな素敵な山道なのに距離が短くて2kmほどしかありません。
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(コンクリートの山道をひたすら上がるとそれこそポンという感じで山頂に出るのでびっくりです。)
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(大昔にここに大伽藍があった名残でこの先には観音様が祀られています。)
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(霊山山頂です、山頂自体はとても広く清々しいいい場所です。)
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(山頂から霊山寺方面は全て土の道なので気持ちいいですが結構厳しくもあります。)
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(道標もしっかりしているので安心できます。)
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(古跡もしっかり管理されているので拝見しながら進むといいでしょう。)
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(行きのコンクリートの道がなんだったんだ?と思うくらい素敵な道です。)
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(元々、山頂から一帯が霊山寺の敷地だったようで山頂から霊山寺までの道には結構史跡が残っています。)
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(山道自体はコンクリートの道もこの山道も一本道なので迷う心配はありません。)
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霊山寺側からの登山口です、楽しい山道ですが距離が短いのでさみしいです。)
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霊山寺です、古刹という感じのとてもいい寺院です。)
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(帰路の途中でこの池の情報があったので立ち寄ったら道を間違えてしまってかなり左へズレました。)
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(まあ、道は間違えましたがそのおかげでこのような牧歌的な景色を楽しむことができました。)
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(今回歩いて来た山々を望みます、結構な距離を歩きましたがとても楽しかったです。)

霊山寺近くからはまたコンクリートの道なのでガッカリします。
気をとりなおして霊山寺に参拝します。
ここも素敵な寺院ですが御朱印はもらえそうになかったので参拝を済ませたら寺院を後にします。
ここから次の目的地に決めていた芭蕉公園を目指したのですが途中までは道標に従って進んでいたのでこのままいけると思っていたらどうも道を外れていたようでかなり左へ外れて国道に出てしまいました。
まあ、のどかな道を歩いていたので気が緩んだんでしょうね。
ただ、霊山寺辺りでちゃんと地図を見て確認を怠らなかったら防げたのでみなさんは注意してください。
かなり左へ外れたので柘植駅まで戻るのが大変でした。
おかげで1時間に一本しかない電車を逃してしまい次の電車までかなり待つ事になりました。
16時の電車に乗った私は京都駅のいつもの温泉で疲れを癒していつもの居酒屋で締めてから帰路に着きました。

あとがき
この霊山はほとんど登山者がいませんしいたとしても霊山寺側からなので私のプランを実行している人はほぼいないといってもいいでしょう。
認知度も低くガイドブックにもほとんど載っていないようなルートですが立派な東海自然歩道のプランなので怖がらず安心してチャレンジしてください。
ただし、コンクリートアスファルトの道が大半を占めるので疲れやすい方は注意してください。
登山靴よりトレッキングシューズのような歩きやすい靴がいいと思います。
イカーで行かれる方は霊山寺の駐車場に止めさせて頂くといいと思いますが寺院に立ち寄って一言断ってからにしてください。(マナーというか常識だと思います。)
駅周辺には飲食店やコンビニはありませんのであらかじめ食料と水は用意してください。