うめぞーの山登りブログ

山登り大好きオヤジの回顧録です。

大文字山

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今日は今年最後の登山に出かけました。
これから年末に向け、どこの家庭でもそうでしょうが大掃除やいろいろすることがありなかなか時間が取れないのとせっかくのいい天気だったので出かけました。
ただ、気温が低かったので高山は諦め、里山系を歩こうと思った時に大文字山が思い浮かびました。
実は京都に住んでいながら一回も登ったことがなく今回初めてのトライとなりました。
余りにも身近すぎて見落としていました。
それではコース案内です。
地下鉄東西線蹴上駅で下車します。(バスでもいいですが時間がかかります。)
出口は動物園方向に進みます。
駅を出たら右に折れて少し進むとレンガでできた「ねじりマンポ」と呼ばれるトンネルがあるのでくぐり抜けます。
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(これが「ねじりマンポ」です。風情がありますね。)

そのまま道なりに進むとインクライン跡地に出ますので軌道の坂道を上がって行きます。
大神宮橋という情緒のある橋を渡ってまずは日向大神宮を目指します。
少しの坂道を上がると左手に日向大神宮の入口があるので石段をあがります。
石段を上がった先が外宮、その先が内宮となっているのでまずは参拝してこれからの山行の安全祈願をします。
内宮の左手に天岩戸を示唆した看板があるので天の岩戸を目指します。
内宮から40mくらいで岩がくり抜かれた場所があります。
中にも入れて奥には天照大神が祀られています。
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(天の岩戸です。中には天照大神が祀られています。)

お参りを済ませたらそのまま通り抜けます。
通り抜けた先からが登山口となりしばらく道なりに進みます。
大きく右へカーブするように進むと七福思案処がありますので(といっても特に何もなく道標があるくらいです。)道標に従い、大文字山を目指します。
木の根道や素敵な山道をしばらく進みます。
ちなみにですがこの辺り一帯は京都トレイルなので途中までは京都トレイルの道標に従うと便利です。(簡易ではありますが地図も付いています。)
ただし、里山とは言え466mの山に登山するのでそれなりの急坂や迷いやすい場所はあります。
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里山らしからぬしっかりとした山道が続きます。舐めてかかるとエラい目にあいますよ。)

また、危険な道はないですがぬかるんだ道や岩場の道はそれなりにあるので足元には注意が必要です。
しばらく進むと林道と交わる道がありますが林道には進まないようにしてください。
ここが一番迷うところかもしれません。
少し進めば京都トレイルの道標があるのですが道標を見つけられないと少し厄介です。
道標に従い、左に進路を取り少し進むとまたもや林道と交わりますがここも山道を選択してください。(ここまでは林道を進んでも来れますがここからは道が変わります。)
林道は右へ山道は左へと明らかに別れますので必ず山道を選択して進んでください。
ここからしばらく行くと道の左側にちょこんと京都トレイルの道標があります。
これが東山45の道標ですが実は大文字山へは京都トレイルが入り込んでいないのでこれが最後の京都トレイルの道標となります。(大文字山への道は点線で表示されています。)
この地図をよく見ておきましょう。
ここから迷いやすいのはこの先少し上がったところで左への道といかにも山頂へ向かうようなまっすぐな道に分かれますがここで先ほどの道標の地図を思い出してください。
大文字山へは左方向に進むことになっていたはずです。
ここさえ気をつければ後は問題なく道なりに進めばいきなり視界が開けて京都市内が一望できる場所に出ます。
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(このちょこんとある京都トレイルの道標が大事です。よく見ておきましょう。)
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(この地図が最後の地図になりますのでよく見ておきましょう。)

ここが大文字山で立派な三角点と標高看板があります。
標高看板は杉の木の少し上の方にくくりつけられているので見落とさないようにしましょう。
木で出来たベンチも数脚用意されているのでここで大休憩を取られている方もたくさんいらっしゃいました。
私もこのベンチで行動食を少し食べて直ぐに歩き出します。
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大文字山の三角点です。)
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大文字山の標高看板です。)

 実はコースタイム的には1時間40分ほどで山頂に着くことになっているのですがここまでで1時間かかるかかからないかで来てしまったため歩き足らなかったのです。
軽快に下っていくと約10分ほどで火床に出ます。
ここが大文字の文字を火で表している場所なので大きく開け、山頂よりも景色がいい場所です。
ここでもたくさんの方がお弁当を広げておられましたがここは樹木がないので鳶が隙を突いて襲って来るので注意が必要です。
本日も男性が一人襲われていました。
また、猫ちゃん(野良猫)もいるので気をつけましょう。
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(火床からの景色です。ナカナカ壮観です。)
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(鳶が獲物を狙って飛び回っています。)
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(猫ちゃんもいます。)

 近頃は少なくなりましたが昔はサルがよく出没した地域でもあります。
私は景色を堪能したらさっさと降ります。
火床を上から見て右側に進めば下山道になるので進みます。
結構階段の多い道ですがよく整備されておりよっぽどでない限り道迷いの心配はない道です。
調子よく進んでいくと左側にお地蔵さまが大小合わせて数体祀られています。
ここが千人塚となります。
ここからはさわやかな道を下って行きます。
途中、一箇所だけ砂防工事で仮設の道があるくらいで後は問題なく降りていけます。
降りた先は銀閣寺が左側にあり、参拝しようかと思いましたがこの日はいいお天気ということもあり観光客がハンパなかったので諦め、バスに乗り京都駅まで戻ります。
いつものお風呂でさっぱりしたあとはいつもの居酒屋で締めて帰宅しました。