うめぞーの山登りブログ

山登り大好きオヤジの回顧録です。

山と健康(雑談⇒趣味について)

ドモヽ(*´ω`*))((*´ω`*)ノドモ

昨日に引き続き、寝違えのためお留守番のうめぞーです。
こう書くと普段アクティブに山を駆け巡っている私が家にいることが退屈なんだろうな~と思われるかもしれませんが実は私、アウトドア派でありながらインドア派でもあるのです。
元々、一人っ子ということもあってか家に引きこもることに一ミリの抵抗もありません。
むしろテレビっ子だったこともあってか家にいたら終日テレビを見ているかテレビゲームに没頭しています。
今でこそ流石にしませんがテレビゲームで徹夜したことはしょっちゅうありました。
大人になり、家を好きなようにできるようになってからはテレビをより良く楽しむためにeo光に加入して見ることが出来るチャンネル数を増やしたくらいです。(NTTのdTVにも加入して映画やアニメも見られるようにしています。)
なのでアウトドアではもちろん山に登ったりキャンプに出かけたりアクティブに行動していますが基本はお家大好きなので出張が嫌いなんです。
なので私の場合、晴れたら山へ雨なら家でとどちらでも楽しく過ごしています。

さて、今回は多趣味な私の中でアニメについてご紹介したいと思います。
私は子供の頃からテレビっ子で特にアニメは私の時代が黄金期と呼ばれた時代だったせいもあってか全てのアニメに精通していました。
もちろん、水木しげる大先生のゲゲゲの鬼太郎は妖怪=アヤカシの手掛かりとしてずっと見ていましたがここ最近のは私が求めている内容とは少し違ってきていてふれあいの描写が少ないんです。
子供受けを考えると当たり前なのですが勧善懲悪みたいになってしまい妖怪と人との交流が少ないような気がしていたんです。
で、暇つぶしにいろんな妖怪もののアニメを見ていたけどこれってものがないな~と思ったある雨の休みの日、たまたまdTVのアニメで見たのが今回皆様にどうしてもご紹介したいアニメなんです。
その名は夏目友人帳・・・・感涙です。よくもまあ私のニーズをここまで捉えてくれたな~おじちゃん感動です。
イメージ 1
(右の少年が主人公の夏目貴志くん、左の猫?がニャンコ先生=斑という大妖怪です。)

簡単にあらすじを紹介すると子供の頃からほかの人には見えないものが見える夏目は早くに両親を亡くし親戚をたらい回しにされながら育って行きます。
当然アヤカシに怯えながらの生活なのでその行動は他の人から見ると変人に見えて嘘つき呼ばわりされます。
いつしか人に対して心を閉ざし始めた彼は亡くなった祖母の遺品の中から友人帳と書かれた台帳を見つけます。
ところが中身は何が書いてあるのか?さっぱりなのですがある日いつものように妖怪に追いかけられていた際に偶然結界のしめ縄を切ってしまいます。
これが大妖怪の斑(マダラと言います。)を閉じ込めていたものだからさあ大変。
早速夏目が持っている友人帳を奪おうとする斑でしたが夏目が祖母(レイコと言います。)を想う気持ちと夏目自身がレイコの血を色濃く引き継いていることに興味を持って行動を共にすることになります。

とまあ、あらすじはこれくらいで後は見てください。感涙必須です。
なにがいいかって夏目くんの心が周囲の人達のおかげで少しずつ開けていくこと、(特に周りの友人や最終引き取り先の滋さんと塔子さんは感動するくらいいい人。)
レイコさんが何故友人帳を作成したのか(ここ泣ける~~)そしていつしか友人帳に書かれた妖怪の名前を返していくことをレイコさんへのリスペクトとして行っていくこと、その過程で知り合っていくことになる数々の妖怪との交流。
私が求めていたのはコレなんです。
妖怪を悪いもののとして退治していく昨今こういう漫画が多い中で何故その妖怪が誕生したのか?またその妖怪が抱える心の葛藤や苦しみを知ってか知らずか解決していく夏目くん。
斑からは「おせっかいの阿呆が~」と怒られながらそれでもほっとけない夏目くん。
祓い屋と呼ばれる妖怪バスターと意見が対立して甘いと罵られながらそれでも妖怪との交流を大切にしていきたいと強く願う夏目くんに対してその思いに共感していく妖怪たち。
何よりも奇想天外の行動をしていくレイコさんの記憶をたどるたびに(その妖怪に名前を返すとレイコさんの記憶が夏目くんに流れ込んでいきます、これが物語の核となります。)レイコさんがその妖怪に対する熱い思いが伝わってきます。(レイコさんは夏目くんと真逆でぶっ飛んだ性格の人。でも心根は誰より優しい。)
この作品には名言がたくさん出てきます。
夏目レイコさんが亡くなったことを知らない妖怪が夏目くんをレイコさんと間違えて近寄ってきます。
その度、マダラや他の妖怪がレイコさんがこの世の人ではなくなったことを伝えます。
悲しむもの、勝ち逃げだ~と憤慨するもの様々ですが大抵はレイコさんに世話になったものが多いので夏目くんに理解を示して去っていきます。
(元々、友人帳とはレイコさんの戦利品で妖怪と様々な勝負を仕掛けたレイコさんが勝った証に妖怪に自分の名前を書かせた紙を台帳にまとめたもので妖怪はレイコさんに名前を呼ばれると忠実な下僕となっていうことに従うため妖怪を支配できるのです、なのでほかの妖怪が欲しがるのです。もっともレイコさん、書かせるだけ書かせて一回も妖怪を使役したことは無いようで正しくレイコさんにとって友人帳だったのでしょう。)

そんな中で私が名言だと思ったのは子狐の時計と言う回で石の神様が子ギツネを諭すように「人と獣、あやかしとの時間の流れ方はそれぞれ違うのだ、お前が人の子を想えば想うほどそれは悲しい別れとなるぞ。」と言うセリフがあるのです。
うう~ん、名言、確かにペットなどの命と人間の寿命は違うので辛いことはたくさんあります。
この作品、おどろおどろしさも無ければ派手に妖怪をぶっ倒すというものも無いですが心の交流というテーマに関しては奥がとても深いです。(たま~に祓い屋や斑がぶっ飛ばしてはいますが・・・)

心のストレスや疲れにいいのはよく笑うかよく泣くことだそうです。
特に感涙はストレスを洗い流す効果が絶大だそうです。
大人になったら人目もはばからず泣くということができにくい環境です。
だからこそこういう時に(家にいるとき)号泣してみませんか?
私は特におじちゃんだから涙腺が弱くなったのかもしれませんがこれは若い方が見ても感涙ものです。
毎回涙腺ぶっ壊れ状態で見ているのでタオルとティッシュは必需品です。
雨の日や何かの事情で山に行けない時はこういう作品で心を癒されてみてください。
(ちなみにレンタルビデオもあると思います、レンタルしたことないのでわかりませんが・・・スミマセン。)
みなさんのメンタルが少しでも健康であることを祈念して終了です。
でわでは~~(今から見るもんね~で、ボロボロに泣くもんね~)