うめぞーの山登りブログ

山登り大好きオヤジの回顧録です。

山と健康(神々の山々)

ドモヽ(*´ω`*))((*´ω`*)ノドモ

ご無沙汰しております。うめぞーです。
西日本の水害から2週間経ちましたが未だに苦しんでおられる方が多数いらっしゃいます。
早く元の生活を取り戻していただきたいので微力ではありますが募金に行ってきました。
熱中症の季節でもありますのでご無理をなさらないようにお体をご自愛下さい。
山も厳しい季節です。
例え2000mを越えるような山でも熱中症で倒れられた方が何名もいらっしゃいます。
確かに今年は異様とも言える暑さなので本当に注意して無理のない計画で山に行ってくださいね。
特に私のような糖尿病患者は熱中症や足のこむら返りになりやすいので普通の方よりさらに慎重になってください。
水を適度に飲む、塩飴や塩分を取れるものを口にするというのは最早当たり前なので出来れば今流行りの少し水につけるだけでよく冷えるタオルを首に巻いて登山しましょう。
首周りには大きな血管が通っているのでここを冷やすことでかなり深部体温を下げることができます。
樹林帯は風通しが悪いので少しでも風通しのいい場所を見つけたら迷わず立ち休憩でもいいので休憩しましょう。
意識障害まで行くと自力下山どころか最悪死に至ります。
たえず自分の体調を客観視して少しでも怪しかったら直ぐに休憩してください。

それでは本題に入ります。
先週の3連休を最初は北岳間ノ岳方面へ計画していたのですがバスが取れなかったので常念⇒大天井岳⇒燕岳へと計画したのですがこちら方面のバスも取れませんでした。
仕方がないのでゴリラーマンに車を出してもらい行った先は蝶ヶ岳です。
計画は前泊で高山に泊まり翌日アカンダナから上高地に入って徳沢から蝶ヶ岳を目指すというものに変えて行ってきました。
ここはアルプスによく行かれる方は(マニア的な山大好きの方)ご存知と思いますが神々の山々を拝見するのに最適な地ということが出来るとても素敵な山なのです。
最早言葉はいりません、今から掲載する写真を堪能してください。
ご自身の足で行ける方は参考に、行けない方は(病気等で)行った気分になって頂ければ幸いです。
まずはモルゲンロートに輝く山々をご覧下さい。
イメージ 1
北アルプスの盟主である槍ヶ岳です。山容は鋭角でアルピニストの憧れです。私も何回も登頂してます。)
イメージ 2
(槍の左側で中央の尖った山が中岳で右隣の棚のような山が大喰岳です。)
イメージ 3
(中央からやや左側が南岳、そこから切れ落ちているのが有名な大キレットです。)
イメージ 4
(中央のくぼんだところが大キレットです、縦走者の憧れですが危険な場所でもあります。)
イメージ 5
(去年上がってきた北穂高岳です、小屋が見えるのが分かりますかね?これくらいよく見えると去年も最高だったんですが・・・・またリベンジしに行ってきます。)
イメージ 6
(中央の山が涸沢岳です、北穂からの縦走時は気をつけないと危険な道があります。)
イメージ 7
奥穂高岳です、右の涸沢岳との間に奥穂高山荘があります、よく見るとザイテングラートも見えます。)
イメージ 8
(右の奥穂高から釣り尾根を経由していくことが出来る前穂高岳です、ルートは明確なので変なところから上りさえしなければ見た目よりは安全な山です。)
イメージ 9
前穂高岳から明神岳方面です、下るルートは重太郎新道で岳沢小屋経由で下って行きます。ちなみに私とゴリラーマンは一泊二日で上高地⇒涸沢⇒奥穂高岳前穂高岳⇒岳沢⇒上高地という馬鹿な計画で登攀してこのあたりで死にかけました。ホントo(゚Д゚)スミマセンm(_)m)
イメージ 10
(焼岳です、穂高連峰と比べると少し見劣りするかも知れませんが私の大好きな山の一つです。)
イメージ 11
(乗鞍です、ここはバスで2700mまで行くことができるので観光客もきますがいい山です。)
イメージ 12
御嶽山です。今年もまだ剣ヶ峰へは行けませんがとても良い山なので近々行ってきたいと思います。)
イメージ 13
蝶ヶ岳からは富士山も見ることができます。360°のパノラマが楽しめる稀有な山です。)
イメージ 14
蝶ヶ岳の魅力はなんといっても日本の屋根と呼ばれる穂高連峰を間近で見ることが出来ることでしょう。)
イメージ 15
(こうして神々の山々を眺めていると心がどんどん綺麗になっていきます。)
イメージ 16
(目の前が常念岳です、本当は燕岳へ向けて縦走するつもりでしたが出来なかったおかげでこうしてゆっくりと山々を眺める時間を持てたので我々は非常に満足しています。)
イメージ 17
蝶ヶ岳には雷鳥が多数生息しています、雷鳥自身は警戒心の薄い鳥で天敵に襲われやすい為、今は数が激減しています。大切に見守ってあげましょう。)
イメージ 18
(相変わらず動物に愛される私はヒナと仲良くなったのでそばまで寄ってきてくれました。)
イメージ 19
(中央の小高い丘みたいな山が蝶ヶ岳(新蝶ヶ岳で本当は長塀ノ頭と言います。)で今いる山が旧蝶ヶ岳ですが三角点は旧蝶ヶ岳にあります。)
イメージ 20
(旧蝶が岳山頂から蝶槍を望みます、近いので行ってみましょう。)
イメージ 21
(蝶槍から槍ヶ岳を望むというなんとも贅沢な時間です。)

いかがでしたでしょうか?確かにいいお天気の日に登攀できることが出来れば素敵な景色を見ることが出来ますが山は気まぐれでいつもこのようなお天気を与えてくれるとは限りません。
現に去年の北穂高岳はガスで何も見えませんでした。
でも、本当に山が好きならそれもいい思い出なんです。
また、次回にこの地へ立とうという目的が出来ますし何より上りきった充実感があるため残念という気分よりも登った達成感の方が勝つので私は何回でもチャレンジできます。
蝶ヶ岳自体は2600mを超える山なので決して楽な山ではありません。
(まあ、このあたりで楽な山は一つもないですが・・・)
でもね、苦しいのを克服して登りきった先にはこんなご褒美が待っているのです。
自分自身を見つめ直すいい機会にもなります。
みなさんも素敵な登山を楽しんでください。
決して無理のない計画で心と体を癒してくれるような登山を楽しんでください。
諸事情で低山や近郊の山にしか行くことができない方も大丈夫です。
山の楽しみ方は人それぞれです。
みなさんのライフスタイルにあった山を楽しんでください。
皆さんが素敵な登山をされることを祈りながら今回は終了です。
でわでは~~( ´・ω・`)ノ~バイバイ