うめぞーの山登りブログ

山登り大好きオヤジの回顧録です。

山と健康(山の今昔)

ドモヽ(*´ω`*))((*´ω`*)ノドモ

ご無沙汰しております。うめぞーです。

早いもので小林麻央さんがお亡くなりになってから一年が経ちました。
誰が言ったのか忘れましたが人の死とは肉体が消滅することではない、その人のことを誰も知らない(覚えてる人がいない)状態が本当の死だという言葉を聞いたことがあります。
確かに有名人で尚且つ心に残る行為や記録を作った人などは未来永劫忘れられないでしょう。
我々凡人なんかはものの3世代も過ぎれば誰からも覚えられていないでしょう。
でも私はそれでいいと思うんです。
人は気がついたらこの世にいたという方ばかりだと思うんです。
なので気がついたらあの世(気がつくかどうかはわかりませんが・・・)でいいと思うんです。
所詮は偶然にこの世に生まれたのだから生きている間をどう生きるか?これに尽きると思うんです。
ただ、この頃気がついたのですが山は大昔から今までほとんど変わってないんですね。
きっかけは古いアルバムを整理していた時に若かりし頃の私とゴリラーマンの登山記録(写真)が出てきて懐かしいな~なんて気軽に見ていたら・・・( ̄ ̄ ̄∇ ̄ ̄ ̄; アリャ?・・・この風景・・・この前の山行でも撮ったぞ?
って思ったので今の写真と昔の写真を比べてみることに・・・・
面白いんです、なぜ人間は心に留まるポイントが年をとっても同じなんでしょう?
今回はタイトルにもあるように山の今昔を比較してみました。
イメージ 1
(この写真は約30年ほど前の白山です、この当時も雪渓を歩きながらお池めぐりをしました。)
イメージ 2
(で、この写真が今から2年ほど前に行った時のものです、季節柄少し雪が深いですが景色は変わりません。)

面白いことに白山へ行った時に撮った写真のアングルは30年前と今とほぼ同じ場所から撮っています。
もちろんそんなことを意識していませんし30年も昔のことを覚えてもいませんでした。
イメージ 3
(これも大昔の(30年ほど前)硫黄岳から稜線を撮った写真です。)
イメージ 4
(で、これが最近の硫黄岳(縦走したときの写真)です。)

ね、面白いでしょ?意識していないのに同じアングルから撮っているんです。
でもね、もっとすごいのは山の形容は一切変わっていないんです。
これがいいんです。登山道は確かに今の方がより良く整備されていると思いますが山の形容を損なうこともなく山自体が変形することもなくそこに存在しているんです。
なのでロマンを感じるんです。
だって大昔(戦国時代やそれ以上大昔)からその存在は一切ブレることなくそこにあるのです。
ひょっとかすると役行者が同じ道を歩いたかもしれない。
有名な戦国武将が山越えで利用したルートかもしれないと思うと・・・・(*∩∀∩*)ワクワク♪しませんか?
イメージ 5
(硫黄岳の爆裂火口ですがこれを見に来たのが私の登山の原点でした。)
イメージ 6
(で、これが今の爆裂火口ですがなにも変わっていません。)

不思議ですが本当に狙っているわけでも何でもないのに同じアングルからの写真が多いです。
たぶんですが心を打たれるアングルというのはその人の感性なので年を重ねても変わらないのでしょう。
イメージ 7
(この写真はお叱りを受けることを覚悟で載せます、昔は本当に知識もなく無謀でした。)

上の写真は30年ほど前に乗鞍岳へ登った時のものです。
見てもらえばわかりますがジーパンに普通の運動靴という無謀なカッコで登っています。
途中ですれ違った登山者の方にやんわり「そんな格好では危険だからやめときなさい。」と注意されました。
当たり前ですよね、今なら私も同じことを言うでしょう。
でも言い訳を少しさせていただくとこの時代は登山に関する情報は皆無と言っていいほど無くて我々はスキー場の山を上っているくらいの感覚でしかなかったのです。
イメージ 8
(乗鞍山頂です、こんな格好で登ってきたんです。そりゃ怒られますね。)
イメージ 9
(今の乗鞍はよく整備されてとても登りやすい山になりました。)

本当はまだまだ紹介したい写真があるのですがまだ整理中なのでおいおい紹介します。
それこそ無謀なカッコで槍や奥穂高岳西穂高岳に登ってみたりバイクのツーリングのついでで駒ケ岳の千畳敷へ行った際にゴリラーマンから「このまま宝剣岳へいってみようか?」などと言われて革ツナギとブーツで宝剣岳へ登ったこともあります。
いくらその時に知識がなかったとは言え恥ずかしく申し訳ない気持ちでいっぱいです。
よくもまあ、遭難もせず滑落もせず(滑落はしたのですが助かりました。)今まで無事に山へ行って帰ってこられたなあ~と感心するばかりですが本当に今は山の神様に感謝しています。
今は逆にインターネットなどで必要な情報は家にいても得られる時代です。
それでも山に登るのはみなさんご自身なので十分に注意して山行を楽しんでください。
そして私みたいに2~30年ほど経ってからその時の写真を振り返ると楽しいですよ~
皆さんが素敵な思い出を山で得られることを祈りながら終了です。
でわでは~~( ´・ω・`)ノ~バイバイ