うめぞーの山登りブログ

山登り大好きオヤジの回顧録です。

山と健康(山の友達)

ドモヽ(*´ω`*))((*´ω`*)ノドモ
ご無沙汰しております。うめぞーです。

タイトルに入る前に・・・痛ましい山岳事故がありました。
八ヶ岳阿弥陀岳)で遭難された方々、心からご冥福をお祈りいたします。
多摩で遭難された方は・・・自業自得と考えますので自戒して欲しいものです。

さて、気を取り直してタイトルにもありますように山で出会った様々な動物たちをご紹介したいと思います。
前々回のブログで動物が大好きなことを書かせていただきました。
その際に向こうから寄ってくるとも書きました。
書いている最中に「そういえば結構写真も撮ってたな~」と思い出し今回紹介させて頂こうと思いました。
かわいい動物たちを是非とも見ていただきたくお願いします。(健康には一切関係ありませんが癒されてください。)
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八ヶ岳でふと見かけたので呼び止めるとこちらをずっと見ていてくれました。)

上の写真は八ヶ岳の山中で撮ったのですが私の不思議な能力の一つで呼び止めるとほとんどの動物がその場にいてくれるというものがあります。
私の家内やゴリラーマンも驚嘆していますが私自身は子供の頃から普通にできていたので誰でもできるものだと大人になるまで思っていました。
このシカも「待って」と呼びかけるとその場で立ち止まってこちらを見てくれていました。
で、「ありがとうね」というと去っていくのでみんなが不思議がるんですね。
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(宮島でコケを食べていたシカに呼びかけるとそばまで来てくれました。)

この写真は家族で宮島に旅行に行った際、コケを食べていたので「お~い」と呼びかけると珍しそうにこちらに近い段差まで下りてくれたので写真を撮りました。
どうもシカとは相性がいいようです。
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(この子は若草山で出会ったかわいいシカです、よくなついてくれました。)

シカの中でも一番思い出が深い子です、この子は私になぜかとてもなついてエサも持っていないしあげてもいないのに私から離れようとしなかったので別れが辛かったことを今でも覚えています。
普通、シカでもほかの動物でも野生のものは余り人間が触ろうとしても嫌がって離れていくのが普通ですがこの子は私にもみくちゃにされても嫌な顔一つせずに喜んでいたので他の観光客の題材に私共々なったみたいです。(インスタ映え?恥ずかしいです。(/ω\*))
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(なぜか?鳥もそばによく来てくれます、よく見ていただくとわかると思いますが私は写真のほとんどを望遠で撮りません。)
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(こうやってそばまで近づいても特段逃げることもなくいてくれるので可愛いな~と思います。)

山の中では一番遭遇するのが鳥なのですが結構そばに近寄ってくれます。
私は鳥の鳴き声が大好きで山の中で聞こえると立ち止まってしばらく聞いていたりします。
ゴリラーマンも好きで同じように止まってくれます。(だから一緒に行くんです。)
私はどんなに仲が良くても動物が嫌いというか苦手な方とは一緒に山には行けません。
なぜならこうやって立ち止まるくせがあるからその方に迷惑をかけるからです。
結構、縦走や距離を歩きますが綺麗な花や動物がいるときは絶対立ち止まります。
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(この雷鳥の子供を見るために10分ほどその場でじっとしていました。)

基本、野生の動物を脅かしたりするのが嫌なのでそっと見守るようにしています。
なので上の写真などは子供見たさにじっとしていました。
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(そっと見ているとどんどんそばに寄ってきてくれます。)

上の写真はホシガラスですが最初は飛んでる姿を確認し、結構離れた場所にいたのですがじっと見ているとこちらの方を伺っていたので「チッチ」と呼びかけるとそばまで来てくれました。
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(雨の中、上高地で子ザルを見かけました、一心不乱に何かを探していました。)

私は動物が大好きなんですがやらかしてしまったことも何度かあります。
比叡山に友人とダブルデートを楽しんでいた時に1BOXの後部座席に彼女と乗っていたのですが(友人が運転、友人の彼女は助手席。)子ザルがいたので私の彼女がポテトチップスを窓を開けてあげていたらいつの間にか近づいた親ザルが窓に飛びつき車の中に手を入れようとしたので顔面に鉄拳をお見舞いしたことがあります。
びっくりしたんでしょうね、鼻血を出したサルがきょとんと離れた場所でこちらを見ていました。
悪いことをしたと思って車を降りたらそこへ京都大学の教授(サルの生態を研究されている方)が来られて笑いながら「私も長いことサルを追いかけていろんな事象を見てきたけど君のように殴ったのを見たのは初めてだな。」と笑われていました。
申し訳のないことをしましたと詫びたところ「大丈夫だけど相手は獣だから気を付けないとダメだよ。」と優しく諭してくださいました。
若気の至りとは言え未だに申し訳なく先生にはとても感謝しています。
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(六甲山で後にも先にも猪を蹴って以来、初めて見た親子なのに私を見た瞬間逃げて行きました。)

以前にも紹介しましたが六甲山で女の子を守るためとは言え自身の憂さを晴らすように猪を蹴り飛ばしてから六甲山で猪を見かけることが無くなってしまいました。(ゴリラーマンから怒られています。(ヽ´ω`)トホホ・・)
唯一見た猪はご覧のように一目散に逃げて行きました。ごめんなさいです。
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(六甲山の風吹き岩にいた猫ちゃんです、エサもあげていないのに休憩している私に寄ってきました。)

上の猫ちゃんは六甲山の風吹き岩で出会った猫ちゃんです。
餌が欲しくて近寄ったのかな?と思いましたが私は一切餌はあげないことにしているのですぐに離れるだろうと思ってみていました。(近くでオバさんが餌をあげようとしていたのでそっちに行くと思ってました。)
ところがこの子は金切り声をあげて呼んでいるオバさんを無視して私のそばから離れようとしませんでした。
私が優しく「ごめんね、餌はないよ。」と言ってもそばに寄り添うように来るのでそっと抱きしめました。
この子は嬉しそうにしていたのでひょっとかしたら私が以前飼っていた猫の生まれ変わりなのかもしれません。
動物も感情を持っています、エサさえあげればなつくだろうと思うのは人間のエゴです。
人間が動物を見たり触ったりして癒されたいように動物もまた好きな人間のそばで癒されたいのです。
面白いもので訓練をしていなくても動物はエサでは釣られません。
いっときのものでエサは食べてくれるでしょうがエサがなくなった瞬間離れて行きませんか?(特に奈良のシカ)
でもね、私のようにエサを一切持っていなくても向こうから寄ってくるのは動物が好きだから向こうにしても居心地がいいのだと私は思います。
そういえば子供の頃から犬と猫と一緒に同じ布団で寝ていましたが犬と猫は喧嘩もせず各々のポジションを決めて寝ていました。(犬は脇の下、猫は股の下)
当然寝返りも打つのでどうしていたのかは知りませんが朝起きると同じ場所で寝ていました。
ずっとそんな生活を続けていたので私はどんな動物でも「汚い」などと思ったことがありません。
生まれてこの方、一度も洗われたことのないであろう野良犬でも平気で触りますし抱きしめます。
なのでほかの動物にも伝わるからなつくのかもしれません。
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(イタチが走ってきたので「止まれ」というと止まってこちらを不思議そうに見ていました。)
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(で、アップで撮りたいからそのままでと言うとそのままいてくれました。)

上の写真はついこの前鳴滝磨崖仏群に出かけた時にイタチが走ってきたので「止まれ」と声をかけるとピタッと止まってくれたので撮れた奇跡の一枚です。
普通、イタチなどはすばしっこくて見かけることはあったとしても止まってくれることはまずありませんし写真を撮ろうとカメラを出す行為でびっくりして逃げてしまいます。
私が写真を撮り終わって「ありがとうね、おかげでいい写真が撮れたよ。」と声を掛けると人の言葉がまるでわかるかのようにペコッとお辞儀をするような仕草を見せて去って行きました。
普通、こんな話をすると「そんなアホな。」と一笑に付されるのですが家内は「すごいな~」と絶賛です。
もちろん家内は今まで私が見せてきた動物との不思議な交流を見知っているからなのですが・・・

私は現在動物を飼っていません。
理由が二つほどあって一つは家内が猫アレルギーだったので家の中では飼えないということ。
もう一つは私も年齢を重ねて涙もろくなり、もし万が一飼ったとして亡くしたときの心の痛みに耐えられないからなのですが・・・実は数年前、偶然に野良猫が我が家に居着くようになりました。
家内がエサを一生懸命あげていました。(アレルギではありますが家内もまた動物が大好きです。)
真っ白な混じりっけのない毛並みで凛とした佇まいでまるで貴婦人のようでした。
野良猫とは言え目の色もブルーで何かの血統種の血を引いているのかもしれません。
最初はほかの家に万が一、迷惑がかかったらいけないのでうちの家で飼おうかとも思ったのですが不思議なことに家の庭から出なくなったのでそれならと敢えて首輪もつけずに野放しにしていました。
やがて季節が巡りチロリン(猫の名前、漫画みたいにチロちろり~んって感じで走るから命名しました。)も親となり子猫がたくさん生まれました。
ところがオス猫はどっかに行ってしまい、残ったのはチロリンとチビチロ(子猫)のみとなりました。
不思議なんですが我が家では昔から犬はオスのみ猫はメスのみしか育ったことがないのです。
そして季節が巡りチビチロにも子供が出来ました。
次の子は少し薄弱な子でしたが家内はより一層可愛がっていました。
この子は家内が帰ってくる車の音を聞き分けて走り寄ってくるのですがいつも踏んでしまいそうになるので家内はいちいち車から下りて安全を確認する作業を繰り返していたのですが・・・その日もこの子が寄ってくるのが見えたので車を下りて探しましたがいません。
念の為に踏んでいないかも確認したそうですが居なかったので少し不安になりながら車庫に入れていると最後の最後で飛び出してきて踏んでしまったそうです。(私は出張中で居なかったんです。)
可哀想にそれが元で数日後に亡くなったそうなんですが家内の落ち込みようが気の毒でした。
思えば不思議なのですが親子三代に至るまで我々になつき居てくれた野良猫たち、初めは見かけて綺麗な猫ちゃんだな~と思っていた程度が気がついたらいつくようになって家族同様になっていました。
人にも縁(この場合、えにしと言います。)があるように動物にも縁があると私は思います。
なので街中で出会おうと山の中で出会おうと私は動物を大切にしていきたいと思います。
みなさんもどうか山で動物に出会えたら何かしらの縁があったのだと思って優しく接してあげてください。
その気持ちがきっと動物にも伝わるので山に愛されることになると思います。
皆さんが素敵な山行をされることと素敵な出会いがあることを祈念して今回は終了です。
でわでは~~( ´・ω・`)ノ~バイバイ