うめぞーの山登りブログ

山登り大好きオヤジの回顧録です。

山と健康(災い転じて・・・)

ドモヽ(*´ω`*))((*´ω`*)ノドモ
みなさんこんにちは(^o^)/うめぞーです。

さて今回は先週の3連休を利用して笠ヶ岳に行ってきました・・・・と言いたいのですが・・・残念なことにアクシデントが重なってしまい、笠ヶ岳は断念しました。
まあ、大体が今から考えるとおかしなことばかりでした。
まず、計画は土曜日の夜から出て当日は高山泊まり、翌日に新穂高ロープウェイ手前の無料駐車場(登山者専用)に停めて登山開始のはずだったんですが・・・
土曜日はゴリラーマンが仕事だったので私が時間を合わせるはずがトラブルで私自身昼から急遽仕事が入り、間に合うかどうかギリギリでなんとか友人と落ち合い出かけました。

道中は何事もなく宿についたのですが風呂に入りビールを飲んでいざ寝ようというときいつもなら直ぐに寝てしまう友人が何故か雄弁になり、(多分昔の話をしていたので気分が高揚したのでしょうね。)結局寝たのが午前2時頃となり、起きたのが5時半くらいだったので寝不足になったこと。
それでもなんとか駐車場についたのですが既に停めるところがなかったこと。(土砂降りの雨なのに)
何回も駐車場をぐるぐるしてからなんとか邪魔にならないところを見つけてなんとか停めたので早速雨具に身を固め登山靴に履き替え後はザックカバーを掛けるだけというところで何故か私のザックカバーが掛けられない。
私のザックカバーはザックのおしりの部分に収容できるようになっており、チャックを開けて取り出すだけなのにチャックが開かない。
で、悪戦苦闘をしていたのですがどうにもならないので登山用の十得ナイフを取り出し、チャック部分を直していたらこれまた何故かナイフの部分で右手人差し指を深く切ってしまい大量の出血が・・・・
一部始終を静かに見ていた友人が「あかんわ~~やっぱりおかしいわ~~気乗りがちっともせんかったしな、こんなこと今まで無かった・・・お前はどうやった?」と聞いてきたので確かに私自身気乗りがイマイチだったことを伝えると「やっぱりそうか?山の神様が今日は来るなと教えてくれてるんや。計画を変えよう。」実際私もこれはおかしいとずっと思っていたので中止に同意してとりあえず傷の手当てに専念しました。
傷は骨に到達するくらいでしたがナイフで切ったので傷口は綺麗なのでバンドエイドをきつく巻き上げてとりあえずアカンダナ駐車場へ向かいます。
ここで張り替えていたバンドエイドが無くなり途方にくれますが最後の切り札である膝用バンドエイドが普通のバンドエイドではなく伸縮自在な強力なヤツだったのでなんとか血を抑えることができました。
(ゴリラーマンありがとう。)
そこから上高地に向かい雨の上高地を散策します。
怪我のこともあるので明神池を最終目的地にして歩くのですが・・・まあ、平地ということもありあっという間についてしまいました。
ふと見ると子ザルが川のほとりで何かを探っていましたので写真に撮りました。
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(子ザルは夢中にこの物体を触っていました。可愛いですね。)

明神池は素敵な場所でして知る人ぞ知る憩いの場所もここにあるのです。
そこは宿もやっておられるので興味のある方は泊まって見るのもいいでしょう。
私はここのケーキとコーヒーがお気に入りです。
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((´Д`;)ヾ ドウモスミマセン、半分食べてからあっと思って写真を撮りました。)

急遽予定を変更したので迷惑をかけてはいけないと笠ヶ岳山荘さんにキャンセルの電話を入れてついでにいつもの定宿に電話を入れて今日泊まれるか確認したら雑魚寝でよければ泊まれるとのことなので予約を入れます。
その後、明神池を堪能した我々はかっぱ橋まで戻ってきます。
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(雨の明神池です。雨もまた風情がありますね。)

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(私の尊敬する上條 嘉門次さんのレリーフです。嘉門次小屋の前にあります。)

昼飯を小梨平キャンプ場で山でも眺めながら食べようかということになりちょうど雨も上がっていたのでベンチに陣取ると友人が「ちょっとトイレに行ってくるわ~」と言い残しトイレに行きました。
友人の分まで湯を沸かし、私はコンビニで買ったおにぎりとカップ麺を平らげます。
ちょうど食べ終わる頃に友人が帰ってきたので湯を沸かし直し友人が入れ終わったくらいから大粒の雨が・・・
かわいそうな友人は結局キャンプ場の受付前でそばを立ち食いしていました。
と・・・不幸だったのはこのあたりまででそれから上高地をあとにして宿屋についた我々に馴染みの女将さんが「キャンセルが出たからいつもの部屋使えるわよ。」と言ってくれたのでいつもの部屋に入り温泉を満喫した我々は一番乗りでご飯(ご飯はそのホテルの地下にある居酒屋で食べるため宿泊料金には含まれない。)を食べに行きビールと鉄板焼きで腹を満たします。
おまけに早々(20時くらい)と就寝したので翌朝はスッキリな目覚め。
おまけに昨日がなんだったんだ?というくらいの快晴。
早速意気揚々と朴の木平駐車場に向かいます。
そうです、本日の目的地は乗鞍岳と周辺の山々、元々ここが私の登山の原点なので何回来ても楽しい山です。
ただ、現在はかなり様変わりしました。
まずは乗鞍スカイラインが使えなくなったこと(一般車乗り入れ禁止)
朴の木平から(もしくは平湯温泉から)バス利用でしか畳平に行けなくなったこと。
コロナ観測所が閉鎖され今まで行けなかった摩利支天岳に行けるようになったこと。
朝日岳と剣ヶ峰(乗鞍岳のことね。)の中間にあった小山に蚕玉岳という立派な名前があり標高道標が設けられたこと。
山頂小屋がリニューアルされてとても素敵な小屋になっていたこと。
肩の小屋が拡張されて大きくなっていたこと。
よ~く考えると最後に登ったのは約10年前くらいかな?なので様変わりするのは当たり前なんですけど。
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(なかなか上手いでしょ?宮本武蔵の枯木鳴鵙図を少し意識しました。)
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(一番奥に見えるのがコロナ観測所です。)
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乗鞍岳が見えてきました。)
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(登山道はいきなり急登が始まります。足を痛めないように。)
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(剣ヶ峰(一番奥)の手前の小山に人だかりが・・・?何かあるの?)
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(おお~~ビックリ、いつの間にこんなものが??蚕玉岳(こだまだけ)というそうです。)
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(頂上小屋がいつの間にかめちゃくちゃ綺麗になっています。昔は木の柱でこけないように支えられていたのに)
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(山頂は相変わらず素敵な場所です。標高は3000mを超えるので高山病に注意してください。)

相変わらずアホな我々は山頂でしか買えないお守りを買って腰にぶら下げると猛烈な勢いで下りていきます。
途中で子供が「天狗さんが走ってる~~あの鈴欲しい~カッコイイ~」と親御さんを困らせていたので申し訳なく思いながら実はそのお守りを見せつけるのが目的なので結構満足します。(悪い奴)
実は一番最初に登山したときはバイクのツーリングでこの地を訪れたのですがその時にゴリラーマンが私の耳元で悪魔の囁きをしたのがこのお守りのことなのです。
下山してくる人を畳平で見つけて「なあなあ、あの人腰にお守りぶら下げているやろ?あれなあ~この季節の山頂の神社でしか手に入らへんねん。どや~欲しいやろ?登る?」とまあこんな感じで私を誘ったのが私が登山という行為にハマる原点なのです。
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(お守りはこれです。これが欲しいがためツーリング仲間を半分脅すようにこの山に登りました。)

まあ、おかげで今となっては大抵の山には登っているというくらい山に精通できるほど登山しています。
今回はまたもや山の神様に助けていただきおかげで素敵な登山ができました。
これからも山の神様の言うことはしっかり守って登ります。
みなさんも登山を楽しんでくださいね~~

ではでわ~~