うめぞーの山登りブログ

山登り大好きオヤジの回顧録です。

山と健康(目的を作ろう)

ドモヽ(*´ω`*))((*´ω`*)ノドモ
お久しぶりです。うめぞーです。
今日は天気が悪いですね~せっかくの三連休、皆さんはどのような山行プランを立てておられますか?
私は明日から熊野古道に友人と行く予定です。(果無峠越えです。)

さて、今回のタイトルですがみなさんの登山スタイルはどのタイプですか?
1、ピークハンター(とにかく山頂ありき、三角点を踏みまくる男のロマン。)
2、花鳥風月(山はのんびりゆっくり花や鳥などの自然を満喫。)
3、山岳写真家(山は季節や時間で刻々と表情を変える、その刹那を切り取る。)
4、史跡巡り(古からの史跡を巡り、歴史に思いを馳せる。)
5、長距離踏破(とりあえず15km以上は歩かないと気がすまない歩くことが大好き人間。)
6、縦走登山(山々を越えていこう、アップダウン大好き派。)
7、修行の旅(ひたすら険しい山を探したり役小角など開山した人の痕跡を辿る。)
8、トレジャーハンター(地形図を頼りに人があまり行かないような山でその山の良さを探すぜ。)
9、楽しいハイキング(気の合う仲間と疲れにくい低山を楽しくハイキング。)
などなどいろんなスタイルがあると思います。

私の密かな楽しみは丁石や番号道標の写真を残らず写真に収めること(番号順に。)
まあ、ある山と無い山がありますが大抵山頂に神社や仏閣があるような山は信仰登山の対象で昔から多くの人が訪れるため丁石などが設置されていたりします。
また近頃は登山者が増えたため地元の警察や消防団が設置されたものもあります。
これがまた味わい深い楽しいものもあるので大好きなんです。
また熊野古道などは木で出来た番号道標や石でできたもの、お地蔵さまが丁石の代わりに鎮座されていたりととても味わい深いものがあります。
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(これなんかは愛宕山の番号道標ですが茶目っ気たっぷりでしょ?)
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(これは雲母坂の途中で見かけたお地蔵さまです。味わい深いお姿です。)
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熊野古道にも味わい深いお地蔵さまがいらっしゃいます。)
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(このお地蔵さまはまるで納豆のように藁がかぶせてあります。)

花の名前は相変わらず覚えが悪く、よくほかの登山者の方に教えていただいたりするのですが教えてもらったすぐ後からもう忘れていたりします。(本当にm( _ _ )mすいませんです。)
でも、そこでしか見ることのできない貴重な花を見たときは感激します。
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(これは伊吹山で見た一輪草です。可憐な花ですね。)
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(こちらは白山で見た小岩鏡です。可愛いですね。)

実は私のスタイルは1~9全てに当てはまります。
ヤマレコなどでは私はストイックに長距離を歩いているようなイメージを持たれているようですが結構景色を楽しみながらいくつもの山を縦走するパターンが多いです。
好きなルートは燕岳から大天井岳を経て槍ヶ岳に向かうルートですがこの頃は大峰奥駆け道もお気に入りです。
また、登山ガイドや山岳地図を組み合わせて自分独自のルートを作って登るのも好きです。
若い頃から今までずっとピークハンターですし険しい山をチョイスして修行の旅と銘打って出かけたりもしています。(嫁さんから言わせると精神修行にはなっていないとのことですが・・・・(ヽ´ω`)トホホ・・)

実は何故今回このタイトルにしたかというと他の登山客の方を見ているとどうも登ることに全精力を注ぎ込んで周りの景色をあまり見ていない方が多いと感じたからです。
もちろん山頂ではそれなりに休憩を取られて景色も満喫しておられるようですが途中の脇道(道迷いの心配がない史跡跡や石碑までの道。)には目も呉れずひたすらに目的地(次の休憩ポイントなど。)を目指しておられるような気がするのです。
ツアーなら仕方がないかもしれません。(基本団体行動ですから。)
でも気の合う仲間と行くのなら、もしくは単独なら寄り道いっぱいしてみませんか?
最初の山行プランである程度、距離と概算時間を算出しておいてもし思っていたより時間がかかるようであればエスケープルートも視野に入れておけば無理のない計画で山行できるでしょうし最悪今回全てを見ることができなかったとしてもまたその山に行けばいいと思うのです。
一回行ったぐらいでその山の全てを知ったつもりでいるのはおこがましいと言えます。
春夏秋冬、雨の日もあれば晴天な時もあります。
雨は時には鬱陶しいですが逆に雨だからこそ見える景色もあります。
特に熊野古道などは雨が降ると一気に幽玄な雰囲気に包まれ幻想的な空間を歩くことができます。
例えば私の例を上げるとよく行く山はみなさんもご存知の愛宕山ですがここの表参道には相当な数のお地蔵さまが道を守るように鎮座されています。
このお地蔵さまが季節や天候で素敵な表情を見せてくださいます。
天気が良い日は木漏れ日がお地蔵様を照らし、雨の日はお地蔵さまがもの悲しげに見えます。
桜が咲いたり枯葉が包んだり雪にうもれたりなど行くたびにその表情が変わるので私は何回行っても飽きることがありません。
だから山は楽しいのです。毎回毎回同じ景色を写真に収めても全然飽きたりしません。
ただ、手軽に行けるような山なら見落としたとしてもまたすぐに行くことができますが自宅から遠い山だとそうおいそれと行くことができません。
なのでいつでも出来るだけ時間の許す限り寄り道してるのです。
もちろん歩く距離も増えますし下手するとアップダウンが多すぎる時もあります。
だからこそ体力と脚力を鍛えているのです。(結構欲張りなんです、私。)
心配しなくても山は逃げません。
自分のライフスタイルに合わせてもっと山を楽しみましょう。
もうぼちぼち桜が咲きます。山桜はソメイヨシノとは違う風情があります。
北アルプスで見かけた方は写生をしておられました。
私は残念ながら絵心がないのでこの方をすごく羨ましく思いました。
この方はテント泊を繰り返しながら山々を写生して回っているとのことでした。(すごく素敵です。)
カメラの好きな方にも出会いました。重い一眼レフを持って山岳写真を撮っておられるのを見て憧れました。
花の名前にすごく精通されている方にも出会いました。
私に色々な花のことを教えてくださいました。
もし、みなさんも自分の他の趣味が山と共有できる趣味なら(例えば絵とか写真など。)それを生かした登山も楽しいでしょうね。
歴史が好きな方なら戦国武将がたどったであろう道を同じルートで歩くのもいいでしょう。
花の好きな方なら花の百名山などに登ってみるのもいいでしょう。
時間とお金に余裕があるのなら日本百名山にチャレンジするのもいいでしょう。
山の楽しみ方は千差万別、人それぞれですがただ単に山に登るのではなく何か目的意識をもって登ればまた違うものが見えてくるでしょう。(体を鍛えるでもいいんじゃないですか?)

ただ単に漠然と登るよりも何か課題を持った方が楽しいと思います。
例えば山頂で山料理を作ってみる。(最初はカレーなど簡単なものから始めるといいですよ。)
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(これはレトルトですが白ご飯はちゃんと炊いたものなので美味しいですよ。)

みなさんの登山スタイルはどうですか?楽しめていますか?
山は非日常なのでなかなか思うどおりには行かないことが多いと思います。
ですが少しの工夫とトレーニングでもっともっと広がりを見せるのも山です。
これからいい季節です。山を楽しむためひと工夫に思いを馳せてみてください。
でわでは~~