うめぞーの山登りブログ

山登り大好きオヤジの回顧録です。

山と健康(トレーニング)

ドモヽ(*´ω`*))((*´ω`*)ノドモ、ご無沙汰しております。うめぞーです。
早いもので年末も押し迫ってきましたね。
皆さんにとって今年は良い年でしたか?私にとっては余りにもいろんなことがありすぎた年でした。
来年は良い年にしたいと心から願ってます。
みなさんもどうか良いお年をお迎えください。

さて、タイトルにもありますがこの季節だからこそトレーニングに目を向けてみませんか?
夏場は精力的に山へ出かけられた方もこの季節は寒くて出不精になっていませんか?
この季節はクリスマスや年始の食べ物のせいで結構体重増加につながるのに運動量は極端に低下する季節と言えます。
とは言え天気も悪い、気温も低いのにおいそれと出かける気にならないのもわかります。
どうせ登るならそこそこの距離と高度を稼ぎたくなるのもわかります。
でもね、そんなことを言いだしたら登るタイミングなんてそうそうないですよ。
それならご自身のおうちの近所で低山を探しませんか?
六甲なんかは毎日登山が推奨されていて結構気軽に登ることができます。
有名なところでは城山(高座の滝へ行く手前にある鷹尾山という名前が正式名称、山頂で263m)へ毎日地元の方が登られていますし麻耶山や再度山も奨励されています。
ですが何もそこまで出かけなくったってあなたのご近所にもこれぐらいの山ならあるはずです。
だって日本は世界でも有数の山岳地帯なのですから・・・・
それこそどんな土地でも車で数分、うまくいけば歩いて行ける距離にそれなりの山はあるはずなんです。
私がなぜゆえに低山にこだわるのか?それは運動量と密接な関係があります。
以前にも述べましたが平地を10km歩くより例え低山でも5km歩くのでは低山の方がメッツ(野球チームや飲み物ではありません、運動量の指標のことです。)指数が格段に違います。
下記にメッツの指標を貼り付けておきますので参照してください。
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(これがメッツです。登山は7メッツから11メッツ以上の過酷な運動と言えます。)

いかがですか?私がさっき言ったことがお分かりいただけると思いますが平地をただ単に散歩したぐらいではたかだか3~5メッツほどなんです。
これではトレーニングとは言い難く高度がある山では通用しません。
次に関西山岳ガイドが算出しているデータを参照しましょう。
これは六甲山最高峰へ高座の滝を起点とし、どれだけの時間で登れるか?かかった時間をベースに自分の実力がわかるように算出された実によくわかる表ですので参照してください。
イメージ 2
(これは高座の滝⇒六甲最高峰までの登頂時間です。もちろん休憩は含みません。)

いかがですか?六甲に行ったことがある人にはよくわかると思いますが結構ハードな割り振りです。
ちなみに自慢するわけではありませんが私は走らず重さ約10kgのザックを背負って2時間ほどで上ります。
今回は六甲山を参考にしましたが東京方面の方であれば丹沢あたりも確か指標があったはずですし、無ければ近隣の山からチョイスして(ガイドブックに掲載されているような山)コースタイムを調べてそれを基準(この場合ならCランクに該当します。)とし、そこからどれぐらいのタイムを縮めることが出来るかでご自身のランクを算出すればいいでしょう。
ちなみに先ほどのメッツと結びつければAランクの方は8メッツ以上の運動量と言えます。
私は家が京都なので愛宕山をこの表に当てはめ算出していますが表参道から登るのであれば一時間半がAランクとなります。
本当なら毎日愛宕山に登れればいいのでしょうが愛宕山へは意外とアクセスが私の家からは宜しくないので毎日は無理です。
そこで近所の山に行き、体を鍛えています。
この山は公園になっており山頂までのルートが実に4箇所もあるというとても素敵な山です。
バリエーションも豊富で急登専用ルート、階段専用ルート、山道ルートとあり、240m程の標高ながら下手な山よりよっぽど体を鍛えてくれます。
下記に少し写真を掲載します。
イメージ 3
(まずは急登ルートです。右の比較を見ていただければわかりますが足首が曲がるほどの角度です。)
上の写真、少し加工して角度がわかるよう赤線を入れていますが結構な斜度があります。
この道を息も切らさず上がれるようになれば愛宕山でも大丈夫です。(まあ、普通の人は上がりきるまでに休憩を3回ほど入れるぐらい急ですけど。)
次は階段ルートです。
イメージ 4
(結構な階段が続きます。ちなみに急登ルートも階段ルートも山道ルートも同じ山頂に行きます。階段ルートの最後にも階段が・・・結構慣れないと足に来ます。)
この道は私の好きな道で実は今から40年ほど前に私の父が土木工事をして作った道なのです。
(私の父は地元で小さな土木会社の現場監督をしていました。)
父は自分の仕事の中で一番の自慢だったらしくよく酒を飲みながら懐古していました。
今はもう亡き父ですが残してくれたこの公園が今の私にとっても宝物です。

次に紹介するのは山道ルートです。
イメージ 5
(ちなみにこの位置は階段ルートの高さと同じ高さから一旦林道を降りて上り返します。)

急登ルートは元々山頂にある神社へ物資を運ぶための車が通るルートなのでコンクリートで出来ていますがこの山道ルートは林道から山道に入るためその全てが土の道で出来ており足に優しいルートですが結構上り下りがありますのでなめてかかるとエライ目にあいます。

最後に山頂を紹介しておきます。
イメージ 6
(どのルートからでもこの展望台に出ます。展望台からの景色は最高です。)

私は必ずこの3つのバリエーションルートを往復しますので走行距離は最低(3往復時)5kmを超えます。
時間があるときは6往復ぐらいしますので約10kmぐらいは歩きます。
標高は240mぐらいなのですが何回も往復するので累計標高は1000mを軽く超えます。
特に急登ルートの上り下りは足にワザと負担がかかるように下りは急ブレーキをかけたりしています。
もちろん足を痛めたり事故のない程度ですが・・・・
またここでは重装備はしませんがその代わりストックも封印します。
ですが最低でも飲料水(500mlのペットボトル)と行動食は持っていきます。
公園ですので下にはトイレがありますが山の中には当然ありませんので注意してください。
また、今回敢えて紹介していませんが第4ルートは山頂にある神社への正規参拝ルートです。
そこへのアクセスは地元の方でも知らない方が多いですし一般のお宅の前を通らせていただきますので紹介は差し控えさせていただきます。
ここは公園でもあり神仏が座する場所ですので騒いだり汚したりするのはもってのほかです。
もし、利用される方は静かにトレーニングに励んでください。
基本、公園ですので道標こそありませんがルートは明確なので道迷いの心配は皆無と言っていいほどですが山道ルートは途中に伐採用の道もありますのでルートからは外れないでください。
山はどんな低山でも街中にぽつんとある限りではない場合、一旦迷い込むとどこに出るかわかりません。
地元の人間でも知らない道はたくさんありますのでルートから外れないように気をつけてください。

いかがですか?結構低山とは言えいいところはたくさんあります。
自分なりのトレーニングできる山を見つけてみませんか?
これから年末年始を迎え、忘年会や新年会、おせちやお雑煮など太る要因が目白押しです。
出来るだけトレーニングに精を出して体重増加を抑えましょう。
そしてまた来年もいろんな山にガンガン行きましょう。
皆様が良い年を迎えられることを祈念して終了させていただきます。
今年一年、ありがとうございました。
来年も相変わらず不定期開催になるうめぞーのブログですがどうか見捨てず読んでやってください。
以上、山が大好きうめぞーでした。でわでは~~~