うめぞーの山登りブログ

山登り大好きオヤジの回顧録です。

山と健康(全身持久力を鍛えよう)

ドモヽ(*´ω`*))((*´ω`*)ノドモ

ご無沙汰しております。うめぞーです。

今回は久しぶりに健康について語りたいと思います。
もともと私も自分の病気を克服するために(糖尿病)登山を再開したわけですがかなり過去の記事で登山の特典についてお届けしました。(スポーツ心臓や腎臓について)
私は筋肉をつけて持久力を上げることでインスリンの注射をわずか2ヶ月かからないくらいで免除されて今では薬も朝ごはんの時くらいしか飲まないでもいいまでに回復しました。(しかも錠剤3粒ほど)
月一回の定期検診でも問題点は特になく半年に一回くらい腎臓の検査も受けていますが常人よりも健康だねと担当の先生からお褒めの言葉を頂けるくらいになりました。
糖尿病最大の恐怖である合併症にもならず兆候も見受けられないと先生を感心させるまでに至った経緯は過去の記事でご紹介しているのでここでは割愛させていただきますが病院に月一回行くと結構若い方で糖尿病に悩まれたり苦しんだりされている方を見受けたり相談に乗ったりしています。
(私の担当医がほかの患者さんに私のことを紹介するもんだからどうやって克服したかを説明させられているんです。(ヽ´ω`)トホホ・・私は静かに本を読んでいたいんです・・・)

前振りが長くなりましたね、ここから本題です。
体力を表現する言葉に行動体力防衛体力があります。
登山ではこの2つ(まあ、スポーツ全般に言えることですが・・・)は車の両輪のようにどちらも必要不可欠です。
皆さんはどうですか?この季節特に季節の変わり目などで体温調整が難しい季節になってくると途端に体調が悪くなったり風邪を引いたりしていませんか?
これは防衛体力が低下しているということができます。
大体が病弱な方(よく風邪を引いたり体調を崩しやすい人のことで持病がある人のことではありません。)は防衛体力どころか行動体力も低いことがわかっています。
ほんの少しの階段でも息切れがしたり少しの距離を歩いたくらいで足腰が痛いと言っているようでは根本的に基礎体力が低下していると言わざるを得ません。
昔から体の弱い方によく運動をしなさいと言われてきたのは体力をつければ病気が寄り付かない体になるからなんです。
そこで全身持久力を鍛えましょうということなんですが以前にスポーツ心臓を少しだけ紹介しましたがその際にスポーツ腎臓(副腎の方ですね。)も少し紹介しました。
実は副腎はストレス耐性にも関係していて副腎を鍛える事によって病気にもなりにくくストレスにも強くなるというメリットがあるのです。
イメージ 1
(ざっくりですが副腎の機能を説明した図です、参考にしてください。)

副腎はとても質素な臓器ですがとても大切な役割を担っています。
もし、副腎を取ってしまったらほんの些細なストレスにも耐えられなくなり人は死んでしまうそうです。
山でバテやすい人や風邪をひいたりお腹を壊しやすい人は副腎がまだ鍛えられていない証拠ですので積極的に運動をしましょう。
全身持久力を上げるのは何もトレーニングだけではありません。
皆さんは寒い時、すぐに暖を求めていませんか?(要は必要以上に厚着をするということ。)
私の会社にも結構いますがもう早くもパッチ(関西の言い方かもしれませんが要はズボンの下にもう一着ジャージみたいな薄手のズボンを履くことをパッチを履くといいます。)を履いている人がいます。
で、私が着替えていると「うめぞーさんは若いですね~寒くないんですか?」とよく聴かれます。
もうここでこの人と私の全身持久力の差が出ているのです。
夏は暑いのが当たり前で冬は寒いのが当たり前です。
私の敬愛する加藤文太郎さん(六甲山縦走を初めてやってのけた人、偉大な登山家)は雪の降りしきる中普通に野外でテントも何も使用せずに寝てたくらいの豪の人ですが流石に私はそこまで出来ません。
ですが出来るだけ自然に逆らわず受け入れることで持久力は高まります。
冬でも出来るだけ薄着で過ごすようにすればイザ山で寒い時にほかの人より耐性が有る分有利です。
全身持久力を鍛えれば白血球やリンパ球の動きが活発になるため免疫機能が高まるのです。
なので此の方私は風邪を引いたことはありませんし風邪を引きそうになったときは肉を食べたらあっさりと元気になります。
よっぽど腐った物か変な物を食べた時くらいしか下痢もしたことがありませんし山で体調を崩したこともありません。
ではどのようにして全身持久力を鍛えていけばいいのでしょうか?
もちろん運動すればいいことくらいは誰にでも分かることですが具体的に掘り下げてみましょう。

1、自分で必ずこれなら毎日できるという目標を持ちましょう。
私は一日8000歩歩くと決めていますがこれは仕事中も換算しているので連続でという意味ではありません。
もし連続で歩くのであれば30分と時間で決めるといいでしょうね。
いきなり大きな目標を決めても守るのが困難なようでは継続できません。
必ず毎日できるという小さな目標から始めましょう。

2、食べ物は好き嫌いせずにまんべんなく食べること。
いきなり肉・魚・野菜を一度に取れと言っているのではありません。
例えば今日の夕食が肉なら明日は魚というふうに工夫してみましょう。
私は主食を食べる前に必ず小さなボール(どんぶり鉢くらいかな~)いっぱいのサラダを食べてから主食を食べるようにしています。

3、季節に出来るだけ沿った生活をしましょう。
要は暑いからといって安直にクーラーが利いた部屋に閉じこもっているのではなく炎天下でも少しの距離なら歩いてみるとか熱中症にならない程度に部屋の温度を調節するとか。
冬なら出来るだけ薄着で過ごし寝るときも暖房を使わず毛布一枚で寝てみるとかして自分を甘やかさない生活をしてみましょう。

4、登山が好きなら月に2~4回は低山でいいので登ってみましょう。
これは登山が好きな方限定ですが登山は典型的な有酸素運動であり、持久力の必要な運動なので全身持久力を高めるのに実に打って付けの運動ということができます。
別に1000mや2000mに行く必要なんかありません。
それこそ200mであろうが800mであろうが関係ないのです。
要は荷上げ運動が出来るのであれば神社の階段でもいいくらいです。(段数は多いに越したことはないですが。)

5、とにかくよく寝ましょう。
これは時間のことではありません。
質の良い睡眠を取りましょうということです。
ストレスが溜まると寝るときにクヨクヨしたりして寝つきが悪くなることは誰にでもあります。
明日は明日の風が吹くのだと自身に言い聞かせてよく眠ることが大切です。
所詮、悩み事というのは大半が結果が見えています。
要は自身がそれを認めたくないからクヨクヨあれこれ考えるだけなのです。
悩んだって仕方がないのなら当たって砕けろ位の気持ちで生きていけば気持ちが楽になります。
鈍感力という言葉が以前流行りましたが要はそれくらいの寛容な気持ちが大切なのです。

ストレスといえば潔癖症?の方が増えましたね~こういう方は常人の倍くらいストレスを溜め込んでいるのでしょうかねえ~
この頃はテレビのせいか?世の中の風潮なのか?わかりませんが潔癖症(自称)という方が増えましたがそんな病気はありませんし本当の潔癖症で苦しんでおられる方に失礼です。
私から言わせればエゴイストで対人関係が苦手な人というイメージでしかありません。
菌が菌がと何かといえば菌のせいにしている方がいらっしゃいますが菌のおかげで我々は色々な病気からの治療法も発見しているのもまた事実なんです。
大体おかしいと思いませんか?本当に潔癖症でお悩みの方は無菌室でしか生活できないんです。
都合のいい時だけ潔癖症を前面に出してほかの人と違うアピールをする方・・・時代ですかね~~
人の作ったおにぎりが食べられないそうですがそんなことでは全身持久力を上げるのは難しいでしょうね。
まあ、ほんの数年前まではそんな言葉なかったくらいなので現代病なのかもしれませんね。

あとがき

我々の生活している現代社会はストレスの宝庫といっても過言ではありません。
対人関係が一番大きい原因でしょうが日々の生活にもストレスは感じています。
一日に出来るがん細胞は5000個ですが免疫力がそれを攻撃して表面化しないようにしてくれています。
しかし免疫力が低下したとたんに悪性の腫瘍となり、ガン化していきます。
せめてもの救いはストレスと戦える持久力を養うことが出来るということです。
どうか皆さんもストレスと戦う力を身につけてください。
日々を楽しく過ごすためにも頑張ってみましょう。
皆さんが健康であられることを祈念して終了です。
でわでは~~