うめぞーの山登りブログ

山登り大好きオヤジの回顧録です。

山と健康(雑談)

ドモヽ(*´ω`*))((*´ω`*)ノドモ

お元気ですか?ご無沙汰しています。うめぞーです。

さて、今回はタイトルにもあるようにいろいろなことを雑談ぽくお話しようと思います。

まずは北海道での小学生のプチ遭難・・・無事に保護されて良かったですね~~
なかなか行動力のあるお子さんでしたが一歩間違えれば死に直結するだけに親御さんも気が気ではなかったでしょう。
しつけというカテゴリーの中でどれが正解か不正解かはそのお子さんが大人になって懐古するかしないかでしょう。
厳しい親だったけど自分の為を思ってくれていたんだ・・・と思えるか虐待だったと親に対して憎悪の感情を抱くかは所詮、親の心持ち一つだと思うんです。
置き去りにしたとき、本当にしつけるためだけの感情だったんでしょうか?
あるいはあまりにも言うことを聞かないので少し負の感情が芽生えて置き去りにしたのでしょうか?
それによっては将来の子供さんの生き方に大きな影響を与えます。
私のオヤジは一回だけ本気で私をぶったたいたことがあります。
もちろん私が全面的に悪いのですが・・・・殴った時に泣いていたオヤジの顔が未だに忘れられません。
後にも先にもその一回だけでした。喧嘩して帰ってこようが何をしようが大概のことは何も言わないオヤジでしたがその時だけは殴られた私も切なくなり口には出しませんでしたがすごく反省したことを覚えています。
置き去りにしたことへの是非を問うことも賛否も私はするつもりはありません。
ただ、そのお子さんがいい経験をしたと大人になった時に懐古できればいいなと心から願います。
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(熊野の那智の滝です。私の好きな場所の一つです。)

皆さんは岩櫃山(いわびつやまといいます。)って知っていますか?
群馬県にある標高は800mほどの山なんですが今、この山がちょっとしたブームなんです。
理由は真田丸(某局の大河ドラマ。)のオープニングのCG画像で岩櫃山の山頂に城があるような演出をされているせいで勘違いをされた観光客や登山客(登山客という言い方は私の中で蔑称です、理由は後ほど。)が訳も分からず軽装で出かけて滑落事故を引き起こして現在問題の多さからとうとう密岩通り登山道が閉鎖になるというなんともはや普通の登山者にとって大迷惑な問題が起こっています。
私は自身のブログの中でどんな低山でも舐めてはいけない、どんな山でもそれなりの装備で挑みましょうと皆さんに警鐘を鳴らしてきました。
おかげで私のブログを読んでくださっている方にそんな無謀な人はいないと思います。
この岩櫃山は高度こそありませんが峻険な山で岩場が切り立っており、もちろんですが鎖場もあります。
下手な高山より難易度は高いのでしっかりと下調べを済ませてから行くのが普通なのですが・・・こういう人たちは安直に出かけるため尊い人命を落とし、周囲の人たちに迷惑をかけて一生を終えるのです。
話は飛躍しますが一体、日本人はどうしちゃったんでしょうね?
流行り廃りに敏感になり、別に興味がなくても「ほかの人もやってるから乗り遅れると恥ずかしい。」みたいな感じでにわかファンが急増し・・・ラグビー・・・確かにすごかったですよ・・・でもね、昨日までなんの興味もなかった人がいきなりグッズに身を固めファンです・・・ってヾ(・∀・;)オイオイそりゃおかしいだろ?
山もそうなんですよ・・・本当に好きな方ならこちらも応援しますし困っておられたら助けたいとも思います。
が・・・ですよ?メディアが発達し、いろんな山・・・それこそ今までは秘境扱いされてきた山が(関西なら大峰奥駆道)ある意味公共の電波でさらされたおかげで良い意味での登山者も増えましたが悪い意味では山に分け行って欲しくない輩も増えました。
ゴミは平気で捨てる、草木は平気で手折る、登山道以外を平気で踏み入れる・・・挙句の果てには危ない場所に自ら近づき命を落とす・・・本当になんともはやです。
私が先ほど登山客は私にとって蔑称ですと言いました、気を悪くされた方、ごめんなさい。
でもね言葉通りなんです。まさしくお客さんなんです。それも招かねざる客なんです。
山のことは何にも知らない、山を保護する気持ちはさらさらない、少しでも道迷いしようものならやれ行政は何をしている?なぜ道標を設けて道を整備しない?と文句ばかり垂れる輩ばっかりなんです。
本当に日本人はどうしちゃったんでしょ?私の子供時分はそんな大人はほとんど皆無でした。
モンスターペアレントなんて言葉・・・ここ最近ですよ。
他人に文句を言う前にまず自分を見直すのが日本人の美徳のはずが・・・この頃、隣国のような人ばかりが目立つようになりました。(自分勝手極まりない人たち・・・)
私は山が大好きで自分が登る山は登る前に必ず謂れを調べるようにしています。
なぜ?その山名になったのか?どなたが開山されたのか?どんな花が咲いているのか?どんなポイントがあるのか?など調べているうちにその山がドンドン好きになり行きたい気持ちが強まるんです。
もちろん帰宅してからも疑問があったり皆さんに紹介する前に見落としたことがないかも調べます。
何遍も同じことを言いますが山では互助精神が大切です。
見知らぬ他人が一つの趣味で仲良くなれるのも山の魅力の一つです。
ただ、やっぱり危険な場所、立ち入ってはいけない場所に行こうとする人を見かけたら一声かけてあげてください。(トラブルにならない程度でお願いします。)
そんなくだらない人たちのせいで登山道が閉鎖されるのは本当にやりきれないです。
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岩櫃山です。山頂付近の岩がトゲトゲしているところを歩くのですから危険なのは当たり前です。)

この前の休日に散髪に行った帰りにモンベルに行きました。
スパッツの替えゴムを買いに行ったのですが皆さんはスパッツする派?しない派?私は必ずする派です。
雨に関係なく夏でも冬でもしています。(スパッツって古いか?今はゲイターですね。)
理由は・・・なんとなく・・です。(@^▽^@)いやいやちゃんとありますよ。
ただ、私にとって一つのルーティンなのは間違いないです。
ヒルってご存知ですか?この季節から夏場までが一番多く、結構降雨量が多い地域が危ないです。
関西地方は熊野山系、東京方面なら丹沢あたりが有名ですかね?
よく勘違いされるのが山ヒルは木の上から落ちてくると思われる方が多いようですが実は落ち葉の中に隠れていて人の足音に反応してひっついてくるんです。
その速度はとても早く普通に歩いていたらあっという間に追いつき靴からズボンの内側に入って足首に取り付くんです。
で、「痛(→o←)ゞ」と思ったときには結構吸われています。
無理に取ると山ヒルの歯が残って(これには毒がある)のちのち炎症になるのでライターで炙りましょう。
面白いほどポロって感じで取れます。
ちなみにタバコを吸う、吸わない関係なくライターか防水マッチは必ずザックに入れておきましょう。
(ナイフ、ライター、細引きがあれば大抵のトラブルに対応できます。)
でね、スパッツをしていると結構侵入を防げるんです。(私の場合は100%)
やっぱり入りにくいんでしょうね。周りの人が噛まれても私と友人は噛まれたことがないです。
(ちなみに友人=ゴリラーマンもスパッツする派です。)
スパッツのゴムは違う店で買ったのでモンベルでは小物を見ていたんですが御夫婦が靴を選んでいるのに出くわしなにげに店員の対応を見ていたんですが・・・エクセレント!!
この御夫婦、恐らくご主人が定年退職された直後ぐらいで余暇を山にでも行こうということでデビューされるのでしょう。
で、まずは靴からということで買い物にこられたのでしょうが当然ながら普通の靴とは靴選びが違うので結構とんちんかんな感じでしたが店員さんがしっかりアドバイスして歩き方までレクチャーしていたので素晴らしいと思った次第です。
なかなか、最近ではただの店員さんが多い中でお客さんに物を教えながら売ることが出来るのはとても素晴らしいことだと思います。
買う側も知らないことを恥ずかしがらずにどんどん聞いていけば後で後悔しなくて済むと思います。
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(これは中国のコロンス島にある岩稜地帯です。結構いい場所でした。)

秋田は今がタケノコ旬なんでしょうか?タケノコ採りにいった方が次々と熊に襲われていますね。
これはもう駆除していただかないとこれから先とんでもないことになります。
クマは基本的にはおとなしく自分から敵に立ち向かうのは子供がいる母グマか繁殖期の雄グマぐらいなもんでなかなか人が襲われるというのは希なケースなんですが・・・・
このクマ・・・恐らく人の味を知ってしまったんですね。
そうなるともはや魔物に変わります。
クマは臆病で本当は人の気配を感じると自らその場を立ち去るような警戒心の高い動物ですが人の味を知ったクマは違います。
人の気配を感じたら獲物が来たと認知して襲う準備を始めます。
元々頭の良い生き物なのでそうなったら手に負えません。
私は若い頃、ひょんなことから山の民の末裔の方と知り合いになりクマについていろいろ教えていただきましたがクマは獲物に対して恐ろしいまでの執着心を示すそうで一旦クマに目を付けられた物は捨てたほうがいいと教えていただきました。(持っていると匂いを追っていつまでも追いかけてくるそうです。)
嗅覚も犬の3倍と言われているので少々雨が降ったくらいでは追跡をやめないそうです。
北海道以外では日本にはツキノワグマしかいませんがそれでも十分に人を殺せるだけの力を持っています。
クマの情報には敏感になっておきたいものです。(遭遇する可能性がある場所には近づかない。)
私も過去に一回だけ山道で遭遇したことがありますが出会い頭とは言え、距離が15mほどあったのでその場を動かずクマの足元だけを注視していました。(目を合わせてはいけない、必ず襲われます。)
怖かったですが襲われた時のシュミレーションを考えているうちにのそりという感じでクマがその場を立ち去ってくれました。
それでも気配が完全になくなるまでその場を動けませんでしたが・・・・後にも先にもその一回だけですがもうあんな思いはごめんです。(寿命が縮まりました。ふ~)
ひとつだけ言えることは人が襲われた地域では熊鈴は逆効果です。
エサがここにいるよ~~って言っているようなもんです。
なので登山に行く前には行く地域の情報を出来るだけ集めてください。
天気、山道の状況はもちろん、残雪やクマ情報は必須です。
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(白山です。今年はどこに行こうかな?)

私は来週、いつものゴリラーマンと八ヶ岳八ヶ岳は総称)の赤岳に行ってきます。
ここは私の好きな山域の一つなので今から楽しみでワクワクします。
今回はとりとめのない話ばかりになってしまいましたが皆さんが少しでも楽しい登山ができる道標になれれば幸いです。
みなさんも素敵な山行してくださいね~~
ではでわ~~