うめぞーの山登りブログ

山登り大好きオヤジの回顧録です。

山と健康(人はそれぞれ)

ドモヽ(*´ω`*))((*´ω`*)ノドモ
お久しぶりです。うめぞーです。
相変わらずの不定期開催なんちゃってブログの始まりです。
今回のタイトル、実は正直少しムカついたのでグチです。
はっきり言って今から人の悪口を書きますので嫌な方は今回は無視してください。
実は先日の日曜日にいつもの友人と鳥見山に行ってきたんです。
ここは奈良県の榛原駅から登山をして長谷寺に下りていくという結構な距離があり、古刹も巡れるといううめぞーお得意の贅沢プランなんです。
鳥見山から初瀬ダム(まぼろは湖)を経由して長谷寺に行くのですが途中の山道は高束城跡地を通る旧街道のような道でとても素敵な道なのです。
もし、行きたい方は行き方をヤマケイに私の記録で記載しておきましたので参照してください。
役に立つのは近鉄(近畿鉄道の方、近鉄百貨店ではないです。)のホームページで鳥見山公園・長谷寺コースという地図が無料でダウンロードできますので手に入れると楽に進めます。
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(こんな感じの地図、結構役に立ちました。下手な山岳地図よりわかりやすいです。)

でね、友人と調子よく登って展望台からの景色を楽しんで公園の雰囲気を満喫して登山道に戻ったんですけど道標には鳥見山の記載が無かったので私が別の道を探している間にたまたま後から来た登山者の方に友人が「この道で鳥見山山頂に行けますか?」と聞いたんですね。
最初にお会いした方は普通の登山者で丁寧に教えてくださったんですが少し遅れて追いついた人(この人が今回のタイトルの元になった人)がいきなり我々に「どこに登ってどこから降りるの?」と聞いてきたので私が「鳥見山に登って長谷寺方面に向かいます。」と言ったのですが・・・・
正直、少しおかしいのかな?と思うぐらい同じことを何遍も聞くんです。
内心ε=(・д・`*)ハァ…となりかけたぐらいで質問は地形図を持っているか?に変わり持っていないことを伝えると「ああ、じゃあ貝ヶ平山から先は無理やな?道迷いすると思うし・・・やめといたほうが良いな。」いやいやそもそも貝ヶ平山に行くなんて一言も言ってないし・・・・とは思いましたが一応丁寧に行きませんと言いました。
まあね、我々の事を心配して言ってくださっているんだといいように解釈してお礼を述べました。

ところがそこから先がしつこい・・・・普通なら礼を述べた時点で分かれるはずがついてくる・・・・まあ相手は一人だったから人寂しいのもわかる・・・けど・・・会話の内容が・・・うっとうしい。
「どこから来たの?」私「京都です。」オッサン(ここからは敢えてオッサンと呼びます。)「!?工エエェ(゚〇゚ ;)ェエエ工!?なんで京都からこんなとこに上りに来たん?」私「山が好きなのと古刹巡りが好きなので・・・」
オッサン「ああ~こないだも川崎から来た言う人と会うたな~なにもえざわざそんな遠いとこからこんでもええのにな~」ここでタイトルが思い浮かびます。人はそれぞれ・・・大きなお世話。

でね、何とか足並みをハズしたくて写真を撮るのに立ち止まったりするんです。
するとオッサンは「じゃ、お先~」とある意味嫌味ったらしく言い残して行くんですけど・・・足が遅~い!!
すぐに追いつく・・・すると「やっぱり若い人は違うな~私も昔は足早かったけど・・・こないだ足くじいたから調子がでんわ~」いやいや後ろから見てたけど歩き方・・・街歩きもいいとこ・・・はっきり言ってズブの素人。
やっぱりこれだけ山に行っていると出来る人と素人は歩き方が違うのですぐにわかります。
で、また捕まってオッサンが「京都トレイル歩きたいんやけど地図ってどこに売ってるかな?」
おいおい、東京方面から来てるのならいざ知らず、関西に住んでいるのであれば少し大きな本屋に行けばどこにでも売ってるがな~とは思いましたが優しく大垣書店のような大きな本屋ならあると思いますと教えるとそれには答えず「でも、京都トレイルってそんなに大したことはないやんな~2日もあれば行けるかな?」・・・呆れた。
流石に友人が「いや、無理でしょう。3日それもかなりの健脚でなんとかですよ。」というとオッサンは「いや、前に蹴上から将軍塚に行ってきたけど大したことなかったで~」そんなもん、距離が5kmあるかないかやから当たり前じゃ~と言いたいのをグッとこらえる二人・・・もうこの時点で何とかして~~~
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(書いててムカついてきたので綺麗な景色をひとつ挟みましょう。心穏やかに。)

そこでハタっと思ったのがこの人、自己顕示欲が強いんでしょうね。
で、周りから浮いている。(会社にもたま~にこういう人いませんか?何かしら自慢しいしいの人、だ~れも聞いていないのに武勇伝を延々と語る人。恐らく奥様や子供にも相手にされてないんでしょうね。)
そう思うと滑稽に見えてきます。で、はっきり言って山は素人。
恐らく私のようなブログを見たり本を読んだりして知識だけは詰め込んだって感じなんでしょう。
普通なら我々の格好を見てうんちく垂れる人はそうそういません。
どんな低山でも舐めずに登山用具一式で固めた我々にここまでうんちくをたれた人を初めて見ました。
以前、六甲山系の小寺山に登った際、私に地形図をくださった方でさえ渡す際に「要らぬお世話になるかもしれませんがなにかのお役に立てれば幸いです。」と親切にくださいました。
丁重に礼を述べてすかさずコンパスを出して現在地を算出していた私を見てその方は「本当に拙いものですいません。」と恐縮されていたので慌てた私は「いやいやすごく良く出来た地図ですので大切に使わせていただきます。」と改めて礼を述べたもんです。
もちろんその地図は私にとって素敵な出会いの宝物ですから今でも大切に保管し、その近辺に行く際は使用させていただいています。

おせっかいな我々でさえ、よっぽど目に余るような輩(山道を外れて歩く、ゴミを平気で捨てる等)にしか注意したりしませんし基本山は自己責任で登るものなので地形図持っているか?などと初対面の人に言ったこともありません。
ましてや山を舐めきった発言などももってのほかです。(軽い山なんて一つもありません。)
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(かなり疲れた・・・綺麗な景色で癒されましょう。みなさん、愚痴ですいません。もう少しお付き合いください。)

この方が正直70歳を越えたような方なら老人になり少し意固地になってきたのかな?と思えますが年を聞くと60歳ぐらい・・・・よっぽど友人とそんなに変わらんと言いたかったのですが恐らく友人は「こんな奴と一緒にせんといてくれ~」と怒ると思ったので黙ってました。

やっと解放されたのは鳥見山展望台についた時で手前に鳥見山山頂へ向かう分岐があるのですが・・・
オッサンは最後の捨て台詞で「今日はモヤってるし眺望も悪いやろうし展望台には行かんとこ。」というとそのまま山頂に向かいました。
普通ね、初めて訪れる人の前でそんなこと言う?確かに朝もやがひどかったけど(PM2.5の影響もあったかも)
例えそう思ったとしても楽しみに登っている人の前で言うことじゃないですよね?
そこは黙って分かれて欲しかった。(まあ、人の気持ちがわからない人だから一人で歩いているんでしょう。)

気を取り直した我々は展望台でそれでもいい景色が眼下に広がっているのを満喫してから山頂に向かいます。
でね、途中まで結構なハイペースで進んでいたんですけど私が「あか~ん、このままのペースで進んだらオッサンに追いついてしまうわ~ゆっくり行こう。」と友人に言って少しペースを落としたんですけど・・・・・
いい道なんです。私好みの素敵な道なんです。そこそこの急登なんですが・・・アップダウンも結構あって・・・・
大好きなんです、こんな道。
で、知らず知らずにペースは元の通りに戻ってしまい・・・山頂でバッタリ・・・・っていうかそんなに人に偉そうにうんちく垂れるぐらいならとっくに下りとけや~と思いましたがこれ以上関わりたくないので私は軽く会釈。
ところが友人はまさかオッサンがまだ山頂にいるとは夢にも思っていなかったようで元気よく挨拶・・・・
でも、友人の挨拶が堪えたのでしょうね、オッサンは流石に恥ずかしかったのかそそくさと下りて行きました。
だって山頂とは言え、休憩するような場所ではなく貝ヶ平山へ行く際の通過点のような場所なので標高標があるだけですから・・・・(だって我々展望台で15分は休憩していました。山頂へは分岐から普通の方で15分もあれば着きます。)

オッサンは恐らく鳥見山公園に車を止めて歩いてきたんでしょう。(駅では見かけなかったので。)
もしくはバスで公園まで来たのでしょう。
その後、一度も見ることはなかったです。
意地の悪い我々はオッサンをネタに楽しく山を満喫し、京都に帰って居酒屋でオッサンをネタに飲んでました。
いわく、オッサンの持っている地形図は縮尺が500分の一でむちゃくちゃ詳しいけど半径50mしかカバーしていないから一つの山に行くのに何十枚も持っているとかたわいもないことで大笑いしていました。

みなさん、ごめんなさいね。今回は終始人の悪口になってしまいました。
常日頃から山での素敵な出会いを勧めている私としては矛盾も甚だしいのですが・・・心苦しいです。
山で出会う人の大半は老若男女問わず素敵な方が多いんです。
私が今回取り上げた理由は近年稀に見るひどい人だったからです。
こんな人は滅多にいませんしそんなことをきっかけに山から足が遠のくことを私は恐れます。
ただ、今回思ったのはこれがたまたま私たち二人だったから耐えられたけど一人だったら?それも女性だったら?・・・このオッサン下手したらストーカーばりに付きまとっていたかもしれません。

山では己の個性が強く出ます。いい意味での個性なら大歓迎ですが悪い意味での個性は封印しておいたほうがいいでしょう。
山ではお互いに紳士・淑女でありたいもんです。

でも最後にこんなことを言うのもなんですが山という趣味の共通点で全く見知らぬ他人が仲良くなれることは私はとてもいいことだと常日頃から思います。
皆さんが素敵な山行を楽しみ、素敵な出会いをされることを心から願います。
でわでは~~